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中古リノベ講座:2021年04月05日 Lecture

リノベーションに適した年数とは?長寿命マンションの判断基準もご紹介!

マンションのリノベーションに適した年数をご存じでしょうか。

マンションをリノベーションして住みたいと考える際、大切なのはこれからも長く住めるかどうかですよね。

そこで本記事では、リノベーションに適した年数と、長寿命マンションを見極める判断基準をご紹介します。

リノベーションに適した年数は何年?


まず、国土交通省がまとめた研究発表によれば、鉄筋コンクリートを用いたマンションの寿命は117年とされています。

しかし、その寿命通りになるかは、メンテナンスの質で変わってくるでしょう。

鉄筋コンクリートは、水分が入ると耐久性が落ちてしまいます。

それを防止するための改修工事が大規模修繕工事です。

大規模修繕工事の規模や工事計画、修繕積立金をどの程度集めるかなどをすべてまとめて「管理状態」と呼びます。

この管理状態が良いマンションは、寿命が長いと言えるでしょう。

また、大規模修繕工事が最初に行われる平均築年数は約16年と言われています。

1度しか購入しないマンションの管理状況が分からないのは大きなリスクです。

メンテナンス状況を十分に判断するには、築年数が20年以上あると良いので、リノベーションのタイミングの参考にしましょう。

築年数が長いマンションの注意点とは?


給排水管

まず、築年数が長いマンションの場合に気を付けたいことは、床下の給排水管の交換です。

給排水管にも寿命があり、20~30年程度で1度も交換していない場合は漏水の可能性があります。

したがって、リノベーションに適した年数は約20年と言えるでしょう。

新築マンションの場合は、自分が住んでから数えられますが、中古マンションの場合は、売主に確認をとってみるのが良いでしょう。

耐震基準

加えて、築年数が長いマンションで確認しておきたいのが、耐震基準です。

1981年6月以降に建てられたマンションは新耐震基準というメンテナンスがしっかり行われている種類です。

耐震基準とは、建築物の最低限度の耐震性を保証する基準のことなので、少しでも安全性を高めたいのであれば、新耐震基準のマンションを購入しましょう。

一方で、旧耐震基準でもメンテナンスが十分にされているマンションは多くあります。

そのため、コストを抑えたい場合は、旧耐震基準のマンションから選び、売主にメンテナンス状況を確認するのが良いでしょう。

まとめ

今回は、マンションをリノベーションするタイミングと、長寿命マンションの判断基準、そして長寿命マンションの注意点についてご紹介しました。

当社では、断熱や耐久性アップ、生活に合わせた間取りの変更など、お客様のご要望に合わせてさまざまなグレードアップにお応えします。

香川県坂出市・丸亀市・宇多津町でリノベーションをお考えの方は、是非一度当社にご相談ください。